下諏訪リノベーション日記

自宅(四王の家)のリノベーションの様子や悲喜こもごもに加え、下諏訪町の魅力や暮らしを発信してゆけたらと思っています。

教えて!リノベーション先生①

こんにちは、ヘラ野です。
素敵な物件も決まり、いよいよ「リノベーション待ったなし!」 な今日この頃。
「こんなデザインの部屋がいいな」「こんな家具を置きたいな」 なんて想像を巡らせるのは、それはそれは楽しいもんです。


けれどもそこは“ピッカピカのリノベーション1年生”な私たち。
漠然とした「こうしたい!ああしたい!」はあっても、 どれもこれも所詮は机上の空論、イメージやデザインの「断片」 ばかり。


じゃあ、 夢描くイメージやデザインの断片を繋ぎ合せて実現可能な「全体」 とするにはどうしたらいいんだ!教えて神様仏様エリカ様!!


…って、そんなの勉強するしかありませんよねー。勉強。 だってピッカピカの1年生なんだし。


幸いなことに私が住む下諏訪町とその周辺には、 古い店舗や家屋をリノベーションして生まれ変わったお店がたくさ んあります。

それらのお店はどれも素敵で個性的。


せっかく近所に、“夢を現実にする”ことに成功したリノベーションのお手本がたくさんある のだから、そこから学ばない手はありませんよね。
そこでこれから数回に分けて、下諏訪町とその周辺にある、我らの“ リノベーション先生” とも言うべきお店を紹介していきたいと思います。

 

というわけで、最初のリノベーション先生はこちらのお店。


【マスヤゲストハウス】http://masuya-gh.com/

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築100年以上の旅館をリノベーションしたゲストハウス。
デザインはマスヤゲストハウスオーナーの斉藤希生子さんと空間デ ザインチームの“medicala(現Rebuilding center japan)”による共作とのこと。
解体時に発生する廃材を最大限に活用することで、 現代的な居住レイアウトと機能性のみならず、 歴史ある旅館の風情が同居した空間になっていて、その居心地は一言でいえば「夏休みのおばあちゃん家」みたいな、 のんびりあたたかな気分。
そこかしこに配置された古道具も、 押しつけがましくなく丁度いいんだよなぁ。。。
オープンから4年が経ち、現在は「ひるま木工舎」 によるデザインと施工も加わり、 ますます素敵な宿へと進化し続けています。

 

リビング。

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色も形も違う床材同士の組み合わせが、こんなにも素敵だなんて!

2階の床板が、1階の天井としてデザインに活かされているのもとっても面白いし、カッコいいなぁ♪

 

キッチン。
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壁一面に大胆に塗られた緑色(漆喰?モルタル?)が、木材の色味と見事に調和。

そうか!森の色と同じなんだね。そりゃ居心地いいはずだ♪

 

ホワイトルーム。
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一転、こちらは真っ白な世界。

けれどそのせいか、他の色や物の形がいっそう強調されるから面白い。

まるで千利休豊臣秀吉をこの部屋でもてなしたい!

白色は偉大なり。

 

ベッドルーム。
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左側の壁にたっぷり配置されたガラスの建具がとっても開放的。

ここでふと、どの部屋も建具を上手に選んで配置していることに気付く。

なるほど!建具は空間をデザインする上でとても大事な要素なのかもしれない。

いや、そんなことより、単純に建具ってとってもカッコイイ!

 

2階。

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そしてとどめは、様々な形や大きさの建具を組み合わせて作られた建具のパッチワーク。

しかも所々開閉も出来るっていう優れもの。いやん、素敵すぎる!!

この建具のパッチワークを作ったのは“ひるま木工舎”さん。天才かっ!!

こんなのウチにもあったらなぁ。。。

 

 

いやぁ、たっぷり勉強させて頂きました。

 

さて、今回のリノベーション先生ことマスヤゲストハウスは、カッコイイだけじゃなく、とっても楽しくて居心地の良いゲストハウスなので、リノベーションやるやらないに関係なく、ぜひぜひ1度足を運んでみて下さい。

そしたらきっとあなたも下諏訪町が大好きになるはずですから♪

 

ではでは。